酷暑日には無線が遅くなる?Wi-Fi機器の熱と置き場所を見直す話
酷暑日は無線が遅くなる?Wi-Fi機器の熱と置き場所を見直す話
皆様、こんにちは。毎日暑い日が続いていますね。
そんな夏場に、意外と相談を受けることがあるのが、Wi-Fiの不調。
今回はWi-Fiにまつわる暮らしにちょっと役立つIT関連の情報を、Y建築工房のIT業務をサポートしている揚妻がお届けします。
1. Wi-Fiは、暮らしに欠かせない設備のひとつに
今の暮らしでは、スマートフォンやタブレットはもちろん、テレビでの動画視聴、子どものオンライン学習、在宅ワークの会議、防犯カメラや見守り機器まで、家中でインターネットにつながることが当たり前になりました。
つまりWi-Fiは、単なる便利機能ではなく、「暮らしに欠かせない設備のひとつ」になりつつあります。
ところが夏になると、
- 動画が途中で止まる
- オンライン会議が途切れる
- Wi-Fiが急に遅くなる
といった不調を感じることがあります。回線自体が原因の場合もありますが、実はご自宅にあるWi-Fiルーターの
「置き場所や熱が関係」していることもあるのです。

2. 高性能ルーターほど、隠したくなる!?
最近の無線ルーターは通信範囲を広げるためアンテナが長くて大きく、まるでアシナガグモのように思わず目をそらしたくなるようなものもあります。性能は頼もしい一方で、リビングに置いてあると見た目が気になり、とにかく隠したいと感じる方もいるでしょう。
しかし、そこで気をつけたいのが「熱」です。Wi-Fiルーターは24時間動き続ける精密機器で、夏場は室温の上昇もあって負担が増します。特に、
- 扉付きの収納の中
- テレビ裏
- 日が当たる窓際
- 床に近く、空気がこもりやすい場所
- 電源タップや他の機器が密集している場所
こうした場所では熱が逃げにくく、見た目をすっきりさせるために隠した結果、かえってWi-Fiの不安定さにつながります。
もちろん、必ず大きく強そうなルーターを選ばなければならないわけではありません。家の広さや使い方によっては、部屋になじみやすいおしゃれデザインのルーターでも十分な場合があります。
※ちなみに通信機器が火傷するくらいに熱をもっている場合は機器の故障も考えられますので、通信機器のメーカーに相談してください。
3. 「隠すか、隠さないか」がポイントです
ルーターの置き場所を考えるうえで、まず大前提となるのが「電波がきちんと届くかどうか」です。壁や床の位置、部屋の広さによって電波の届き方は変わるため、家中どこでも快適に使えるかは、置き場所次第で大きく変わります。
電波が十分に届く場所をいくつか確保できたら、次に考えたいのが「隠すかどうか」です。コンセントの位置だけで決めてしまいがちですが、電波の届く範囲の中で選ぶことを前提に、見た目とのバランスを考えていきましょう。
《隠す場合》 見た目はすっきりしますが、熱がこもらないよう工夫が必要です。
- 扉を完全に閉じ切らず、風通しを確保する
- 配線や電源タップを詰め込みすぎない
- 不具合が出たときにランプ確認や再起動がしやすい位置にしておく
《隠さない場合》 熱の心配は少なくなりますが、見た目の存在感が気になることがあります。その場合は、部屋になじみやすいデザインのルーターを選ぶという方法もあります。
つまり、
・性能重視で隠すなら通気性の工夫を
・見た目重視で隠さないならデザインの工夫を
というバランスで考えることが大切です。
リフォームのタイミングであれば、収納やコンセント、テレビまわり、ワークスペース、配線ルートと一緒に、ネット機器の置き場所も考えやすくなります。
Y建築工房では、収納やコンセント、暮らしの動線など、リフォーム後の使いやすさを大切にしたご提案を行っています。
「ルーターをすっきり置きたい」
「配線を整理したい」
「在宅ワークや防犯カメラのことも考えておきたい」
——そんな小さなことも、リフォームの打ち合わせ時にぜひご相談ください。



