コタエルハウスのリフォーム Y建築工房

「まだ大丈夫」だと思っていた。突然始まった介護と、住まいをバリアフリーにする決断。

介護は突然始まる。家を「いま間に合わせる」バリアフリー改修

その電話は、平日の昼前でした。
仕事の合間にスマホが震えて、画面には母の名前。
嫌な予感がして、すぐに出ると、いつもより少し息が上がった声が聞こえました。
「お父さんが…転んだの。病院に来てくれる?」
病院の白い廊下で、医師の言葉を聞きながら、
頭の中はうまく追いつきませんでした。骨折。しばらく歩けない。
リハビリが必要。場合によっては、以前のようには戻らないかもしれない。
介護という言葉は知っていたけれど、
まさか自分の生活に突然入り込んでくるとは思っていませんでした。

家に帰ると、当たり前の風景が急に違って見えました。
玄関の上がり框(かまち)の段差。廊下の幅。少し高い浴槽の縁。
寝室へ行くまでのちょっとした敷居。
普段は気にも留めないたった数センチが、
歩行が不安な人にとっては大きな壁になる。

退院の日程が決まったのは、それからすぐでした。
「家で生活できるように、手すりや段差対策を。転倒は避けてください」
医師の言葉は明確なのに、現実の準備は曖昧でした。

どこから手をつければいいのか分からない。
介護ベッドは置けるのか。玄関の段差をどうするのか。
トイレまでの導線は安全か。時間がありません。
家族で話し合って、父をしばらく自分たちの家で受け入れることにしましたが。
心のどこかで思ってしまいました。
「うちの家で介護は厳しいかも…」
最初はできることからで進めようとしました。
市販のスロープ、簡易手すり、滑り止めマット。
ネットで探して、買って、付けてみる。でも、使ってみると分かります。
介護のための安全は、気合いでは埋まらない。
段差は段差のまま、狭さは狭さのまま。
無理に置いた介護用品で、逆に動線が詰まり、転びやすくなることもある。
一番怖かったのは、夜でした。
トイレに行こうとして立ち上がる父。寝ぼけた足取り。暗い廊下。
「転んだら、次は寝たきりになるかもしれない」
そんな不安が、胸を締め付けました。

兎に角調べ、ようやく現実的な選択にたどり着きました。
家を介護に間に合わせるための、バリアフリー改修です。
バリアフリーというと、大掛かりでお金もかかりそうで、
後回しにしたくなるものかもしれません。
でも介護は、待ってくれません。必要なのは「いつか」ではなく「今」。
ポイントは、全部を一度に完璧にしようとしないことでした。

生活の中で転倒リスクが高い場所、負担が集中する場所から手を入れる。
たとえば、真っ先に見直したのは玄関です。
玄関は外出の入口であり、帰宅のたびに必ず通る場所。
段差が大きいほど、転倒の危険は増えます。
上がり框に手すりを付け、必要なら段差を緩やかにするだけで、
本人の不安が驚くほど減ります。
「ひとりで上がれた」という小さな成功体験は、
介護する側の心も軽くしてくれます。

次に、廊下と寝室からトイレまでの動線。
手すりの位置は付ければいいではなく使える高さ・握れる位置が重要です。
夜間のために足元灯も設置し、滑りやすい床は対策する。
扉も、開き戸だと介助がしづらいケースがあるため、
状況によっては引き戸に変える。
こうした小さな工夫が、事故を防ぐ確率を上げます。

そして水回り、浴室とトイレは、介護で最も事故が起きやすい場所です。
浴槽のまたぎ高さ、床の滑り、立ち座りの負担。
トイレの立ち上がり。ここは慣れに頼ると危険です。
手すり・段差解消・床材の見直し、
必要に応じて介助スペースの確保まで検討することで、安心は大きく変わります。
ただ、介護リフォームで一番大切なのは、工事内容そのものよりも、
「今の状態を正しく把握して、最適な優先順位を決めること」でした。

同じバリアフリーでも、家の造りや家族の介助スタイル、
本人の身体状況で正解は変わります。
だからこそ、現地を見て、生活を聞いて、必要な改修を設計する
そのプロセスが欠かせません。

工事が終わった日、父が玄関で靴を履きながら言いました。
「これなら…迷惑かけずに歩けるな」
その言葉に、胸の奥がじんわり熱くなりました。
介護は、世話をすることだと思っていた。
けれど本当は、本人の自尊心を守ることでもあるのだと、
そのとき初めて分かった気がします。
家が整うと、介護が少しだけ暮らしに戻る。
緊張が少しほどける。家族が、深呼吸できるようになる。
突然始まる介護に、完璧な準備はありません。
でも、家は変えられます。
そして、家が変わると、未来への不安の量が変わります。

Y建築工房では、ご相談から現地確認、改修プランのご提案、施工、完成後のアフター対応まで、
住まいの一連の流れを窓口ひとつでお受けしています。
創業100年のコタエルハウスのリフォームブランドとして、
暮らしの変化に寄り添う住まいづくりを積み重ねてきました。
「急に介護が必要になった」「どこから直せばいいか分からない」
そんなときこそ、まずは状況を整理するところからで構いません。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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